2011年02月22日
★日がわり一話。
つまりアレだ。
自分の頭の中で考えていることが、その時読んでいる本の作者風の文章になってしまうのである。
考えていることが、いちいち文章になってしまうのだから、とても難儀だ。
今読んでいるのは眉村卓氏の「日がわり一話」。(写真)
先日見た映画「僕と妻の1778の物語」の原作者の本である。
眉村氏が1日3枚以上と決めて、病気の奥様に贈った物語。
映画では劇中劇として登場するお話もいくつかあった。
映画には出てこないが、一番気にいったお話は、「五円玉」というお話だ。
いやはや、おもしろい。
眉村氏の描く物語の世界観はなんともかわいらしいのである。
60代(現在では70代)の作者ではあるのだが。
とにかく、“かわいらしい”と感じずにはいられないのである。
この本の文章が簡単に言って“だ・である調”であることは、もはや言うまでもない。
まぁ、戯曲などと違って、おそらく小説というものは、ほとんどが“だ・である調”で書かれているものだと思うが。
ここまで、この、ブログという名の“暇つぶしの文章”を読んで頂いている暇な人は、一度読んでみては如何だろうか。
考えていることが、いちいち文章になってしまっても、私は知りませんよ。
知らないのである。
あいすいません。暇つぶしでございました。
Posted by JOIN TO JOY at 00:37│Comments(0)