2010年10月03日
★そしてお次はコレ。
「空で歌う」の方はタイトルに惹かれて読みました。
物語ですが、なんとも表現しがたい。詩的な感じかも。部分部分の表現は好きでした。
白黒ハッキリした物語が好きな人には「でっ?」ていう感じかもです。
ハリウッド映画が好きな人が、日本のホラー映画を見て最後に「でっ?」って言ってしまうあの感じにどこか似ています。わかりづらいですね。
もう一冊は室井佑月さんの「ぷちすとハイパー」。こちらは短編よりももっと短い2ページくらいずつのお話がたくさん。
実は今まで室井さんの本は読んだことがなかったのですが、読んでみようと思ったきっかけが、先日、お昼の番組の弁護士さんのコーナーで「あたし、コレがお金とれないって言うなら、この世の中から弁護士なんていなくなってしまえばいいと思う。」的な発言を弁護士さんに向かって言ってる室井さんを見て、面白い人だなと興味を持ったからです。
ありのままの素直な気持ちをストレートに語る室井さんってちょっと好き。
でも、きっと、敵も多いんだろうな。
ありのまま心をさらけ出す人は、今の世の中じゃ、時々イタイ感じになるから。
「ぷちすとハイパー」、面白いです。なんせ2ページくらいずつのお話なので、ものすごく沢山の登場人物が出てくるんですが、なぜか、どの登場人物も愛すべき存在です。
寝る前にちょっとずつ読むのにオススメです。
Posted by JOIN TO JOY at 02:38│Comments(0)