2008年03月30日
◆日本の歌
先日、JKRSのメルマガを読んでいたら、“竹田の子守歌”の話が載っていました。“守も嫌がる盆から先にゃ”で始まるあの有名な子守歌です。いろんなミュージシャンがカバーしてアルバムなどに入れている曲なので誰もが一度は耳にしたことのある曲だと思いますが、いったいどういう意味あいのある曲なのか、私はそのメルマガを読むまで知りませんでした。
なんでも竹田の子守歌の“竹田”とは京都府伏見区にある地名で、昔そこは士農工商のさらに下の身分とする、えた・ひにんと呼ばれた人達の住んでいた地域だそうです。差別により子守のお仕事にしかつけなかった方達の歌なのだそうです。
そのことを知って私は、日本に古くから伝わる曲はどこか物悲しいものが多いなという気がしました。クロマティックスケールそのものが繊細で物悲しい雰囲気があるものではありますが、日本の曲には悲哀とおどろおどろしささえ感じます。“花ちもんめ”という曲は「勝ってうれしい」だと思ってましたが「買ってうれしい」が正しく、遊郭のあった有名な吉原のことを歌にしたものだそうです。
悲しい時代の、いわば犠牲となった貧しい方達が、苦しみの中からわずかな光を見出して、明るく生きようとする、そんな想いが、日本の古くから伝わる曲達の中にはあります。
人は脆いけど、たくましい。
やっぱり歌はいつも人に寄り添って、人を勇気づけたり、励ましたりするものなんだと思いました。悲しい歌、楽しい歌、たとえそれがどんな内容の歌であっても。
私もそんな歌を歌っていきたいと改めて思いました。
なんでも竹田の子守歌の“竹田”とは京都府伏見区にある地名で、昔そこは士農工商のさらに下の身分とする、えた・ひにんと呼ばれた人達の住んでいた地域だそうです。差別により子守のお仕事にしかつけなかった方達の歌なのだそうです。
そのことを知って私は、日本に古くから伝わる曲はどこか物悲しいものが多いなという気がしました。クロマティックスケールそのものが繊細で物悲しい雰囲気があるものではありますが、日本の曲には悲哀とおどろおどろしささえ感じます。“花ちもんめ”という曲は「勝ってうれしい」だと思ってましたが「買ってうれしい」が正しく、遊郭のあった有名な吉原のことを歌にしたものだそうです。
悲しい時代の、いわば犠牲となった貧しい方達が、苦しみの中からわずかな光を見出して、明るく生きようとする、そんな想いが、日本の古くから伝わる曲達の中にはあります。
人は脆いけど、たくましい。
やっぱり歌はいつも人に寄り添って、人を勇気づけたり、励ましたりするものなんだと思いました。悲しい歌、楽しい歌、たとえそれがどんな内容の歌であっても。
私もそんな歌を歌っていきたいと改めて思いました。
Posted by JOIN TO JOY at 03:36│Comments(0)