2007年07月27日
■マンガ紹介Vol.1
突然ですが、今日は私の好きな漫画を紹介します。今日はって、さっきもブログを書いたばかりなんですが、なんだか眠れないので、暇つぶしです。
私は子供の頃から母に「はっせ。このマンガの先生は。マンガばっかり読んでからに。」とイヤミを言われながら生きてきたので、量的にはわりと膨大な量のマンガを読んできたと思います。
そんな中から今日紹介するのはコレ!
なんだかとても印象に残っていて忘れられないお話です。
●手塚治虫先生の「白い幻影」
恋人同士が船で遭難し、嵐の中、海に投げ出されてしまいます。
女性は救助されますが、男性は雷に撃たれ流されてしまい、二人は離ればなれになってしまうのです。彼が雷に撃たれた瞬間、稲光がピカッと光り、彼女の眼の網膜に彼が雷に撃たれる瞬間が焼き付いてしまうのです。
そして彼女は彼の幻影を見るようになってしまいます。
時には壁の中に、時にはシーツの中に、時には誰かの着ている服の中に、白いものがあれば、いつでもどこでも彼の幻影が現れるのです。
彼女は結婚もせず、いつしか彼の幻影と暮らすようになります。いつまでも若いままの彼の幻影と年老いてゆく彼女。
それでも幻影と二人っきりの生活は彼女にとってはとても幸せな生活だったのです。
長い年月が経ったある日、初老の夫婦が彼女のもとを訪ねてきて、その奥さんがこう言います。
「主人は若い頃、海難事故で、記憶を失ってしまったのですが、かすかな記憶の中に一人の少女がいてその少女を探しています。」と。
そしてその時、彼女は彼に向かってこう言うのです。
「私もずっと以前から夫とここに住んでいますが、そのような方存じません」と。そして「奥様、ご主人をお大事にね」と言うわけです。
(ToT)ノ~
なんというせつなさでしょう。
悲しい話だけど、私はこのお話がなぜか大好きなんです。
また機会があればマンガ紹介Vol.2を書きますね。
さてと。寝るかな。おやすみなさい。
私は子供の頃から母に「はっせ。このマンガの先生は。マンガばっかり読んでからに。」とイヤミを言われながら生きてきたので、量的にはわりと膨大な量のマンガを読んできたと思います。
そんな中から今日紹介するのはコレ!
なんだかとても印象に残っていて忘れられないお話です。
●手塚治虫先生の「白い幻影」
恋人同士が船で遭難し、嵐の中、海に投げ出されてしまいます。
女性は救助されますが、男性は雷に撃たれ流されてしまい、二人は離ればなれになってしまうのです。彼が雷に撃たれた瞬間、稲光がピカッと光り、彼女の眼の網膜に彼が雷に撃たれる瞬間が焼き付いてしまうのです。
そして彼女は彼の幻影を見るようになってしまいます。
時には壁の中に、時にはシーツの中に、時には誰かの着ている服の中に、白いものがあれば、いつでもどこでも彼の幻影が現れるのです。
彼女は結婚もせず、いつしか彼の幻影と暮らすようになります。いつまでも若いままの彼の幻影と年老いてゆく彼女。
それでも幻影と二人っきりの生活は彼女にとってはとても幸せな生活だったのです。
長い年月が経ったある日、初老の夫婦が彼女のもとを訪ねてきて、その奥さんがこう言います。
「主人は若い頃、海難事故で、記憶を失ってしまったのですが、かすかな記憶の中に一人の少女がいてその少女を探しています。」と。
そしてその時、彼女は彼に向かってこう言うのです。
「私もずっと以前から夫とここに住んでいますが、そのような方存じません」と。そして「奥様、ご主人をお大事にね」と言うわけです。
(ToT)ノ~
なんというせつなさでしょう。
悲しい話だけど、私はこのお話がなぜか大好きなんです。
また機会があればマンガ紹介Vol.2を書きますね。
さてと。寝るかな。おやすみなさい。
Posted by JOIN TO JOY at 04:45│Comments(2)
この記事へのコメント
あ 奇遇。こないだ読んだばかりだよ、そのマンガ。
なんかリンクしてない?w
悲しい結末はイヤだが思い続ける愛は切なくていいな。
なんかリンクしてない?w
悲しい結末はイヤだが思い続ける愛は切なくていいな。
Posted by トーヤマン at 2007年07月28日 01:54
>トーヤマンへ
こないだってああた。うみうみずっと前から持ってたのに。“白い幻影”の彼女の気持ち、私なんかわかるような気がする。私が彼女だったら、私も幻影と暮らすと思うんだよね。じゃあさ、カノンは読んだ?あちきカノンも好きなんだよね。これまた痛いんだけどね。
こないだってああた。うみうみずっと前から持ってたのに。“白い幻影”の彼女の気持ち、私なんかわかるような気がする。私が彼女だったら、私も幻影と暮らすと思うんだよね。じゃあさ、カノンは読んだ?あちきカノンも好きなんだよね。これまた痛いんだけどね。
Posted by JOIN TO JOYうみうみ at 2007年07月28日 14:56