咳をしても一人
咳をしても一人
というのは、有名な、尾崎放哉さんという人の俳句。自由律俳句と言うらしい。
俳句って、五七五なのに。
すごい自由。
今日はラジオでサカナクションをかけました。
去年あたりから好きなんです。サカナクション。
山口一郎さんの歌詞を読んでいたら、なぜか自由律俳句の尾崎放哉さんが頭に浮かんできました。
定型にしばられない歌詞。
胸に突き刺さるような言葉の鋭さ。
自由であるからこそ、ストレートに入ってくるのかな。
咳をしても一人。
尾崎放哉という名前も知らず、
静寂や孤独など知らなかったはずの子供の頃から、この俳句だけはずっと私の胸の中にあった。
もうずっと一生、胸の中に残るのかもしれない。
言葉が強烈な印象で私の胸に刺さったんだと思う。